2016年9月28日水曜日

藤田嗣治の紅茶パッケージ制作しました。



DIC川村記念美術館で、現在開催中の『レオナール・フジタとモデルたち』のミュージアムグッズを制作させていただきました。

パリで一躍時代の寵児となったレオナール・フジタ (藤田嗣治 1886-1968年)の特別展にあわせてつくられた、フランス紅茶のパッケージです。



上の画像はDIC川村記念美術館より転載させていただきました。
《アンナ・ド・ノアイユの肖像》 1926年


この絵のモデルであるアンナ・ド・ノアイユ伯爵夫人をイメージしたフランス紅茶のパッケージということで、絵をもとにイラスト作成させていただきました。



いろいろと難しいのですが、このデザインで美術館の方のOKをいただいたときは嬉しかったです。
印刷は活版印刷です。




箱の中には、紅茶が入っています。



わたしも飲ませていただきましたが、パリのサロンドテで好まれそうな、バラなどの花の香りが華やかなブレンドです。
アトリエでお菓子なしで試飲させていただきましたが、バラのお菓子とあわせて飲みたいです。

 会場でもご好評いただいているとのことで、とてもうれしいです!
わたしも再来週、京都へ帰省した帰りに、東京へ寄るので見に行こうとおもっています。


 藤田嗣治の絵は回顧展など何度か好きで日本でも見ていますが、フランスに行った時に偶然見かけた一枚が、とくに印象にのこっています。やはり、西洋の絵画の並びで一枚だけあると、独特の雰囲気と質感で、ぐっと目を惹かれ新鮮に感じたのを覚えています。

パリの美術館で見た時、画家として、やっぱりかっこいいなぁと思いました。

画家というのは、ほんとうにすごいですよね。




レオナール・フジタとモデルたち
会期 2016年9月17日(土)-2017年1月15日(日)
会場  DIC川村記念美術館

千葉県佐倉市坂戸631番地


川村記念美術館では、来年の春はヴォルスの回顧展をやるとのこと。
藤田嗣治とはある意味対照的な画家ですね。

ヴォルスは、すごくすごく好きな画家の一人ですが、なかなか見る機会がないので、これは見に行かないと。。。!と思っています。