ひさしぶりの個展のお知らせです。
新潟市の北書店さんの一角で、ちいさな展示をさせていただきます。
2013年くらいから描いている、ドローイングのシリーズの展示になります。
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紙のうえに点をならべて
点と点をつないでいく
ただなにも考えず点をならべて、それを、なんとなく線でつないでいく。
まるで自分の意図の内側と外側を、行ったり来たり。
できあがった形に色をつけて、どこまでが偶然で、どこからが自分の意図なのか、そのどちらでもない場所にいるような感覚で制作したシリーズの作品展です。
自分の意図と出来上がるものの距離って、近ければ近いほどいいはずだけど、そうじゃない方向からものをつくるってどういうことなんだろう、というのが最近おもうことです。
実験的なドローイングですが、よろしければご覧頂けたら幸いです。
ドローイング展「星を縫う」
会期:2015年4月1日(水)~12日(日) 在廊日4、5、12日
時間:平日10〜20時、土日12〜20時
場所:北書店
新潟市中央区医学町通2番町10-1 ダイアパレス医学町101
025-201-7466
会期中、謄写版をつかった版画ワークショップ「謄写版で、落書き手ぬぐいをつくる」
を開催します。
詳細はこちら→
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自分の中で波立ついろいろなものがあるけど、それらをすこし遠ざけてフラットな状態になるための作業のように、なんとなく描き始めたドローイング。
妊娠中、どうしてだっかたふと紙に描き始めたのがきっかけでした。
ものをつくるとき、商品のためだったり、こういう絵にしたいとか、いろいろな考えや気持ちに左右されながら描いてきた絵とは違って、特になにも考えず、ただ紙の上に点を描いて、ひたすらなんとなくつないでいくという作業でできあがったものです。
描く工程もですが、出来上がる線にかこまれた幾何学のかたちに、なにかイメージが重なるような気もして、それをほんのり浮かび上がらせるように、色をつけます。
点を並べたり、線をひくときに、自分の意図というのか、自我というのか、むくむく現れるときもあります。
でも意図が線を超えてしまうと、とたんに壊れてしまうなにかがあるのを感じるようになりました。
どこまでが自分の意図なのか、 その境目をわずかに行き来する程度で仕上げていくことが自分のなかで心地いい、と感じるようになりました。
そして今回の展示期間中、版画のワークルームも開催させていただきます◎
自分の意図と距離をおいたものづくり、に多少からめてみました。
何気ない落書きをつかって「落書き手ぬぐいをつくる」です。
版画ワークショップ「謄写版で、落書き手ぬぐいをつくる」
授業中、紙のすみっこに描いた落書きのような、模様のような、何気ない絵を並べて手ぬぐいをつくります。謄写版印刷は、ボールペンで描いた絵がそのまま印刷できるので、お子様から大人まで、どなたでもご参加ください。
日時:4月5日(日)11時と15時の各回5名まで
参加費:¥1800(材料費込み)
予約は、sketchnote3@gmail.comまでお名前、人数、時間をお知らせ下さい。
※手ぬぐいは35x90cmですので、切って使うこともできます。 追加で刷りたい場合は+400円です。
たとえばこういう、暇なとき描いたような何気ない落書き。
布印刷につかえる謄写版(ガリ版)を重ねて、ボールペンでなぞります。
それをローラーでころころ、手ぬぐいに刷ります。
できあがり!
すごく簡単なのでお子さんでも大丈夫です。
ちなみに、これは自分の子ども用の手ぬぐいにしました。
息子の好きなライオンとネコと車と電車の絵なんです。
見せたら指差して反応してました。
けっこううれしいです。笑
あと、よくわからない線の落書きでも作ってみました。
なんだこれ、という感じです。もうすこし間をあけて刷ればよかったです。
でも折り畳んでいるとおもしろいかなぁと思います。
絵がくずれて独創的な感じだとユニークな仕上がりになるのではないでしょうか。
絵の上手い、下手問わず、ゆるーくたのしんで下さい◎