北書店さんでの展示「星を縫う」の期間中、開催させていただいたワークルーム「謄写版(ガリ版)で、落書き手ぬぐいをつくる」の様子をご報告させていただきます◎
内容としては、最初にロウ原紙とやすりをつかったガリ版の印刷体験をしてもらったあと、てぬぐいに使うイラストを描いて、それを印刷しました。
手ぬぐいへの印刷にはボールペン原紙とよばれる青いシートを使います。ロウ原紙に比べるとガリ切りしやすく、布への印刷に適しています。
シルクスクリーンの印刷枠を使っててぬぐいに刷ります。
フリーハンドで刷るのでざっくりとしたレイアウトになりますが、本当に簡単で楽しいです。
お子さんも、力をいれてローラーをごろごろ。
一緒にご参加くださったお母さんは牡丹色。お子さんの絵と自分の絵を混ぜて作られてました。
印刷がおわった版も、なんかかわいいねーとみんなで見ていました。捨てるのがもったいないです。
こちらは紺色で。マスキングでしっかりインクがつかないようにしてあります。
うさぎの絵はわざと半分切れている絵をつかいました。どうなるかなーと心配していましたが、のぞいているみたいでかわいいです。
一緒にご参加いただいたお母さんは、黒に近い緑で。
ガリ版ってけっこう便利!とみんなびっくりされていました◎ほんとうに想像以上にシンプルなしくみで印刷できるので、もっとたくさんの方が知ったら、けっこう普及しそうです。使う人が増えるといいなぁ。
今回ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました!
次回は、6/20、21の御坊市(新潟県三条市)でワークショップ出店します。
isanaの染織家、中川なぎさちゃんと一緒に、ガリ版でべんがら染めをする予定です。
まさかガリ版で草木染めなどの染料が使えるの?!という内容なのですが、いろいろ実験していますので、また詳細はお知らせいたします◎