12月12日に新潟市のこども創造センターにて、活版印刷とシルクスクリーンをつかったクリスマスカード作りのワークショップ講座を開催します。
デジタル世代のこどもに、昔の印刷機と触れてもらう、というのが今回のワークショップのテーマです。
電気を使わずにどんな印刷物が作れるでしょうか?
シンプルな内容で、シルクスクリーン印刷と活版印刷の両方を体験していただきます。
この講座は、新潟絵屋と新潟市こども創造センターとが連帯し、アーティストと共同で企画・運営されているもので、今回、わたしが講師として参加させて頂くことになりました。
こども創造センターの一階にある工作室「ものづくりひろば」で開催します。
いろんな画材が自由につかえるので、わたしもこないだ子どもと行ってきました。
まず絵の部分を切り絵で作ります。
これは二つに折った紙をちょきちょきハサミで切ったもの。
サンプルではクリスマスツリーになっていますが、好きなものを作ってもらってOKです。
紙を二つに追って、ハサミか手でちぎって絵の部分をつくる、というのが今回のポイントです。
小学生くらいになってくると、絵を上手に描かなくちゃ、とかそういう意識がでてくる頃かもしれません。
二つに折った紙を切って形をつくる、というのは、自分の意図どおりにはいかないので、自由に、のびのび作ってもらえたらとおもいます。
さらにそれをインクで刷るので、とても未知の形になるはず…!
これが版画の醍醐味です!
絵が苦手、とか、下手だからいいものがつくれない、と思っている人にこそ、試してもらいたい内容です。
切り絵をシルクスクリーンに貼って印刷します。
そのあと活版印刷機で、「メリークリスマス」という文字を活字を使って印刷します。この文字部分はみんな一緒です。
印刷自体は、ハンドルを引っ張るだけなのでお子さんでも簡単にできます。
できあがり。
クリスマスツリー、飾りもなくてさみしかったので、息子にクレヨンでぐりぐり、デコレーションしてもらいました。
こないだ二歳になったばかりの息子、まだ今回のワークショップの内容は難しいけど、これならできる!
最初、気を使って?裏側に描こうとしたので、こっちに描いていいよーと言いました。
ぐりぐり適当に描いているのかとおもいきや、息子なりに完成があるらしく、はい、次!って区切りを自分でつくるのが見ていて面白かったです。
張り切っていっぱいやってくれました。笑
もっといっぱいあるんですけど一部。
一枚一枚違うので、どれをだれにあげようか悩みますが、家族に贈ろうとおもっています。
いい記念になるとおもうので、ぜひご参加ください◎
「昔の印刷機でクリスマスカード作り」
日時:2015年12月12日(土)10:00~12:00
対象:小学生以上(2年生以下保護者同伴)
定員:15名
参加費:1000円
会場:新潟市こども創造センター
住所:新潟市中央区清五郎375番地2
申し込みと問い合わせ:新潟市こども創造センター
TEL 025-281-3715
主催: 新潟市こども創造センター
協力:新潟絵屋