紅茶については前回のブログでお知らせしましたが、紅茶のパッケージで描いた絵を、活版印刷でメッセージカードに仕立てました。
使用しているのは、植物染めの手漉き和紙です。
紅茶/森の月明かり は、バースデーカードに。
和紙:クロモジ×灰媒染
封筒は、オニグルミ×鉄媒染
封筒の表情は一つ一つ違います。
撮影用に封筒のはしをマスキングテープでとめています。
紅茶/クリスマスの前日に は、クリスマスカードに。
銀のインクで刷っています。
和紙:オニグルミ×鉄媒染
紅茶/日なたの散歩道は「thank you」
和紙:クロモジ×鉄媒染
封筒は オニグルミ×灰媒染
紅茶/子猫のひげ 「for you」
和紙:オニグルミ×灰媒染
封筒は オニグルミ×鉄媒染。
カードと封筒セット
¥500+tax
11月21日から販売します。
植物染めの和紙は、新潟県長岡市の山間の工房で作られています。
紙漉の職人さんが栽培しているものをふくめ、新潟産の楮をつかって昔ながらの方法で作られています。
植物染めの和紙は、紙の原料になる楮を植物で染めています。
工程については、ホームページに画像つきでまとめてあります。
こちらをご覧ください。
植物染めとは、文字通り、植物を煮だして染料をつくります。
この秋は、クロモジ、オニグルミ、タニウツギを、灰媒染と鉄媒染で染めてもらいました。
同じ植物でも鉄と灰だと全然違う色になるんです。
染料になる植物も、みんな職人さんが地元の山で採取してきます。
先週、封筒用の和紙が漉き上がって届きました。
いまもうすこし追加分をお願いしてあるのですが、まもなく雪におおわれてしまうため、植物染めの材料あつめは今回のが最後になるそうです。
その季節によって、染め方によって、毎回違った色になる植物染め。
今回送られてきた和紙の色は、今回のもの限りです。
手漉き和紙は、紙というより、植物でできた布のようだな、と思うときがあります。
表面は絹のように光沢があって、すべすべと気持ちいいし、裏側はすこしざらりとした手触り。
ぜひ実物を見てただきたいです。
和紙のこと、和紙をつくってくださってるサトウ工房さんについては、またあらためてじっくりご紹介させていただきたいと思っています。