2016年2月12日金曜日

こども創造センターさんでのワークショップの様子

すっかり更新が滞ってしまいました!
いろいろお知らせもあるのですが、まずは昨年のことから。

 


12月12日に新潟市のこども創造センターにて、活版印刷とシルクスクリーンをつかったクリスマスカード作りのワークショップ講座の様子のご報告です。


デジタル世代のこどもに、昔の印刷機と触れてもらう、というのが今回のワークショップのテーマでした。

電気を使わずにどんな印刷物が作れるでしょうか?
シンプルな内容で、シルクスクリーン印刷と活版印刷の両方を体験していただきました。


この講座は、新潟絵屋さんと新潟市こども創造センターさんが連帯し、アーティストと共同で企画・運営されているもので、今回、わたしが講師として参加させて頂くことになりました。

 

この日、BSN新潟放送のニュースの取材でカメラさんが来られていました。
カメラさんの撮影の中、わたしもですが、お子さんも緊張するかな?と最初どきどきでした。


まずはワークショップの手順説明。
こども創造センターの小林さんに手伝っていただきながら、シルクスクリーンに使う切り絵の実演をしました。

二つに折った紙をハサミや手で切ると、どんな形になるでしょう?

今回は切り絵で形をつくりました。


色んな学年の小学生のお子さんが集まって制作スタート。

  
  
  
  
  
切り絵ができたら、シルクスクリーンで印刷します。 



すごく簡単なしくみですが、すこしコツがいります。
でもみんな、はじめてなのに感覚的に刷れるようになってくるのがすごい。


私以外にも、こども創造センターさんや新潟絵屋さんもスタッフとして手伝ってくださっていたのですが、なかなか手間のかかる工程部分。

各テーブルのお子さん同士でお互い手伝って作業してくださっていたりしていました。そして印刷がはじまると、みんな作業に対する集中力にもびっくりしました。

いま我が家の息子は2歳なのですが、いつかこんなことができるようになるのかしらと、親目線でしみじみ見ちゃいました。。。


 
次は活版印刷で、文字を印刷します。
印刷機をみて、みんな興味しんしんのようで嬉しくなりました◎


卓上型の印刷機はお子さんでも力をいれれば、がっちゃん!と印刷できます。
 

  

 
刷り上がったハガキたち。
今回、数種類の紙を用意して印刷の違いも楽しんでいただきました。


 
 白い絵の部分がシルクスクリーン。黒い文字は活版印刷です。

 
みんなのできあがったハガキを並べました。


 

 

刷り上がったクリスマスカード。
みなさん、どんなふうに使われたのかな?

この日の様子は、同日の夕方5時のBSN新潟さんのニュースの、新潟の県内ニュースとして放送されました。

ご参加くださったみなさま、ほんとうにありがとうございました◎