2016年5月11日水曜日

アトリエが完成しました。



自宅とアトリエが完成しました。
これは竣工写真を撮影したときのもの。






 





そして・・・


 
引っ越しが完全におわり、アトリエも荷物がたくさんになりました。
本当にものが多くて、片付けが大変でした。


 
竣工写真のころの水仙の花はおわり、スズランの咲く季節になりました。




狭いアトリエですが、こちらの作業テーブルでは、オーダーメイドの打ち合わせをしたり、印刷の体験をしていただくこともできます。



商品サンプルも見ていただけるようにします。
和紙のハガキ、箱などのオーダーメイドの製作例など。


居住スペースと違い、アトリエは、あまり日が当たらない設計にしました。
そのおかげで、昼間でも明かりをたやせません。



 
窓の外は中庭になっていて、大きな岩もあります。
アトリエは薄暗いけど、庭は緑がいきいきとしていて、作業中、疲れたら庭をぼーっとながめて休憩します。


 


移設した蹲と飛び石。 すこし馴染んできました。

手水鉢の中にはいつも息子がなにかをこっそり入れてくれています。(石とか)

手水鉢の中でメダカと水草が生えていたらいいのになぁと、最近よく思います。




今年もまた、スズランが芽を出し、花をつけました。


大きな岩のむこうは山のようになっていて、ひっそりといろんな花が咲きます。


ミヤコワスレの花でしょうか、これも毎年、ひょろりと出てきて咲きます。

京都の祖母が好きな花で、育てていたので懐かしい花です。名前をおしえてもらったとき、なんだか切ない名前の花だなぁと子供心に気になっていたのですが、新潟に嫁いで、庭でこの花を見つけたときは泣きそうになりました。




 
家の門から玄関へ進むと


玄関ドアの左手に木の壁面が見えるとおもいます。




この木の壁はじつは中庭への入り口になっていて、戸としてあけることができます。


開けると、アトリエの中庭に入れます。

アトリエヘは、玄関からも入れるのですが、中庭からも直接アトリエへ出入りできるよう、設計時に無理言って作ってもらいました。

そしてもちろんアトリエは土足です。

言われないと気づかない、秘密のドアみたいになっています。

アトリエへお越しの際は、ぜひこちらからお入りいただけたらと思います◎



ちなみにこれは玄関側からのドアから覗いたアトリエ室内。

こちらのドアからアトリエを覗いた景色が一番好きです。


家とアトリエができるまで。その5



4月中旬に自宅とアトリエが完成しました。
工事中の外観。

 
 
アトリエの内装仕上げ前。


石膏ボードの上に残されていたメモ書き。


現場で設計者さんや現場監督さん、大工さんがやりとりしていたメモのようです。


こんな落書きも。
このあたりは自分でペンキ塗りをするところだったので、作業時、猫をみつけてびっくり。笑


建築家の山下さんが犯人でした。笑



天井はオイルを自分で塗って仕上げ。



予算の都合で、他にもたくさんDIYをしましたが、本当に大変でした。。。


アトリエを玄関から見た壁。


古道具ハチミツさんで探した建具をいれてもらいました。


アトリエの壁は、モルタルです。
壁にモルタルを塗るとひび割れたり、はがれたりしやすいので、普通はやらないそうなのですが。
DIYの予定でしたが、ぜったい上手くできないと思い、古道具ハチミツのおやじさんに無理矢理お願いしました。苦笑







乾くと色がかわります。




そして、庭石の移設。
取り壊しのとき移動させた石を、また重機をつかって移動させました。


玄関のアプローチにあった石は一枚いらなくなったので、縁側の踏み石になりました。


そして工事中、足場を組むために移動させた石は、玄関横の花壇へ。


坪庭の蹲踞や踏み石は、悩んだ末、アトリエの中庭に移動させました。

 
茶庭のことを知らないのですが、アトリエへのアプローチとして、茶庭風に設置しました。

作庭の予算がないので、あとは自力で整えることに。
引っ越しも、庭の整備も、その他もろもろ、ひたすら力仕事の4月でした。