8月2日で新潟市のビュー福島潟での展示が終了しました。
7月29日の手作りシルクスクリーンのワークショップのこともご報告しなくてはいけないのですが、わたしのカメラのデータが足りなくなって、当日の画像がまだ揃っておらず、後日アップいたします。
画像は、昨日、新潟日報に掲載していただいた記事です。
福島潟での展示のこと、そしてそれをきっかけに出来た、福島潟のいきものグッズのことを取材していただきました。
以前、新潟へ飛来する白鳥のことを絵にしたこと、そのとき福島潟の景色も描いていたのですが、たぶんそれがきっかけでわたしのところに福島潟の方が声をかけていただいたのでしょうか。
カトレア草舎時代の鳥や植物のモチーフと、あたらしくこれからやろうとしていた、シルクスクリーンや活版印刷による自家印刷のものづくり、「sketch & note」のイメージがうまくかさなって、福島潟のいきものグッズはできあがりました。
ありがたいことに、これからも福島潟のオリジナル商品として販売していただくことになり、秋冬編のいきものグッズも制作予定です。
ちなみに「sketch&note」とは、わたし自身の、絵と版画によるものづくりのアトリエとして、この秋から本格的にスタート予定です。
そのための準備もすこしずつですが、はじめています。
詳細はまた別の機会にお知らせさせていただきます。
そして、福島潟の展示をきっかけに、あらたに参加させていただくことになったものがもう一つ。
福島潟を訪れる人に役立つ情報をのせた小冊子、「福島潟のお散歩手帳」(仮称)を、いま福島潟のレンジャーさんや、ネットワーク福島潟の方々と作っています。
写真に写っている「潟の野遊び」は、ビュー福島潟が開館したころに作られた書籍。
福島潟のこと、昔から続く潟と人の関わり方や、いきもののこと、野遊びのことなど多岐にわたり書かれています。
「福島潟のお散歩手帳」(仮称) では、コンパクトに、福島潟のマップと季節ごとの見所などを掲載する予定です。
少ない予算のため、発行部数は少ないものになりそうですが、いいものが出来上がるようにみんなで会議をしています。
ビュー福島潟の窓のヘチマの葉っぱを使って、野遊びの一つ「葛鉄砲」を教えてくださってる松木さん。
本来は葛の葉っぱを使うんですが、ヘチマでもできました。
パーンとすごい音!
「潟のお散歩手帳」(仮称)、来年の春ごろ完成予定です。
またご報告します。
福島潟の夏といえばオニバスです。
これは7月の写真ですが、いま福島潟はたくさんのハスたちが花を咲かせています。
車で移動中。
コウホネがびっしり。
見渡すかぎりハスだらけのハスゾーン。
夕方だったので花はしぼんでます。
でも、もわーんと、ハスの花のにおいが立ちこめていました。
けっこう背が高いので、迫力があります。
巨大なオニバスの葉っぱは、そのとげとげもおもしろいですが、葉っぱが開ききる前のくしゃっとした感じもおもしろいです。
この大きい葉っぱは、ミウラ折りのように、 たたまれた状態から広がっていくのだそうです。
まだ開ききる前の葉っぱと、左の突起は花のつぼみです。
オニバスの花は、とてもいい香りがするそうなのですが、夕方は閉じていてわかりませんでした。残念。訪れるのなら朝がおすすめです。
ビュー福島潟の受付に、オニバスの花が生けてありました。こちらも夕方でしぼんでいて残念!
夏休み、来館者の方がオニバスを観察できるように、葉っぱも置いてありました。
葉っぱの表面、近くで見ると、とげが。
恐竜のようです。
裏面は、こんな色です。
葉脈がぼこっと浮き上がっていてすごいです。
葉脈は細かいとげがたくさん。
このオニバスの茎も実も食べられるそうで、むかしは食料として重宝されていたのだそうです。いまは絶滅危惧種なので手軽には食べられませんが、福島潟の潟来亭や、福島潟のイベントで、たまーに食べられる機会があるそうです。
食べてみたい!